個人病院に勤めて約10年の管理栄養士です。
学生時代から病院栄養士になりたい!と意気込んで、就活も病院だけを受けて念願の病院栄養士になりました。患者さんと接する楽しさや大変さ、給食提供のやりがい、他職種との連携の難しさなど感じながら自分なりに頑張り、あっという間に今日にいたります。
ブログを始めようと思った理由
管理栄養士は疑問や問題にぶつかった時、一人職場であることも多く、人に聞くことが難しい場合が多々あると思います。
職場に同職種がいないという事実上どうしようもない場合や、他職種に聞きたいと思った場合でも「こんなことも知らないのか」と思われるのでは、という恐怖もあると思います。
私がまさにそうで、入職後、これは何?どうしたらいいの?と思うことがたくさんあり、インターネットや本をたくさん探しました。
知りたいことが見つかれば良いのですが、なかなか見つからないことも多々あり、その経験から同じことを調べた栄養士はたくさんいるのでは?と感じました。
そこで私が調べたけどなかなか出てこなかったこと、こんなサイトがあったらいいなと思う内容を発信したいなと思うようになりました。
理想と実際を把握して、自分の現状を公開し、情報共有したい
個人病院や慢性期病院に勤めていると、月刊で医学系の出版社から出ているような本を読んで、もちろん学びになりますが、中々実務に結び付けることが難しいと感じることもあります。「あー、こんな風にできたらいいな!でも看護師さん絶対無理っていうだろうなー」と思ったり、実際に提案してみても「そこまでしなくてもいいんじゃない?」などと言われることも多々あります。
実際私の勤めている病院の院長は、食事や栄養に全く興味がありません。興味をもってもらうこと、必要であると感じてもらうにはどうするかということもたくさん考えてアプローチしてきました。興味や理解を得られた部分もあるし、難しい部分もたくさんあります。そしてそれは多くの栄養士が感じていることなのではと思います。
病院や施設によって、先生の考え方、栄養士に求められていることは違うと思います。私は学んだけれど、今は活かすことができていない情報や知識が、他の人にとって有益な情報になれば嬉しいなと思います。もちろん活かしていること、これは役に立ったから共有したいということもたくさん発信していきたいと思います。